calendrier モナコの水族館 ニース最終日
年月日
ニース3日目。
今日は、この地方ではめずらしく白い砂浜があるらしい、ひさなおさんオススメのVille francheへ。
小さな入り江に停泊している豪華客船がいる〜!と思ったら、そこがVille francheだった。
まずは観光局へ行って地図をゲット、携帯用の飲み物もしっかり用意。
海岸沿いのパステルカラーのかわいい建物が並んでいるのが見えてきたら、あったあった!猫の額のような砂浜!
真っ赤に焦げた人たちでぎゅうぎゅうだよ。
岩の上では太ったおじさんが新聞を読んでいる。
おじさん、それすでにやけどだよ・・・。
しかも脇の下は真っ白(笑)
お昼は南仏名物ブイヤベース。
美味しかったけど、やっぱり食べきれなくて残念。
でもなぜかデザートのアイスはペロリ。
レストランの近くで偶然やっていた蚤の市で、いとこへのお土産を購入。
それにしても今日はまた一段と暑い!
夕方からみんなとピクニックなので、それまでニースへ戻ってシャガール美術館へ行くことにする。
こじんまりしているけど、天井が高くて大きな作品が多いので、見応えじゅうぶん。
kyoくんはステンドグラスの習作が気に入った模様。
それにしても、なんだか私ふらふらしてるぞ。
もしかしたらこれは軽い熱中症なのかもしれない、と気がついて、お庭のキャフェの木陰に避難。
帽子かぶってサングラスして水分もちゃんと捕っていたのにどうしてなんだろね。
Oranginaを一気飲みして、暑さ対策で持ってきていたアヴェンヌ・ウォーターを顔や首の後ろに吹き付けたら落ち着いた。
アヴェンヌ・ウォーター、霧が細かくてとっても気持ちいいー!。
約束の時間が近づいてきたので、かのさん&ひさなおさんのアパート前へ。
3カップル揃ったところでピクニックの場所へ移動。
Laurentは私達のために、ロケハンまでしていてくれたらしい。
ありがとう、ありがとう。
そんな彼は赤信号で停まったスキに中央分離帯に咲いているラベンダーを、車の中から手を伸ばしてぶちぶちもぎっていた(笑)
(後日談:そのラベンダーを、カーエアコンの吹き出し口に置くと車内がいい香りになるんだって!)
Laurentが選んでくれた場所は、まんまる小石の浜。
おお!これなら車椅子で行けるよ!
近くにトイレまであるし、完璧じゃーん!!
赤い椅子に赤いギンガムチェックのテーブルクロス、ガラスのグラスが1人2個づつというなんという贅沢さ!
鶏の丸焼き、Laurentが作ってくれたラタトゥイユ、ハムにチーズにバゲットにサラダ、そしてよく冷えたシャンパーニュにワイン。
もちろん目の前には青い空と海。
もう言うことないっす。
近くを通りかかる人たちが、「Bon appétit !」と声をかけてくれる。
まみさんはこのピクニックを絵に描いて構想したらしい。
「お腹の子が出てきたら、しばらくこんなことも出来なくなるから今のうちに楽しんでおきます」と言ってくれた。
ああ、ほんとに来てよかった。
かのさんが選んでくれたチーズが美味しかったのでメモメモ。
さらにデザートはLaurent作のフルーツたっぷりのタルト。
少し前に私が予約(?)していたのを憶えてくれていた。
「Ville franche、トップレスがいっぱいいたよ」と言ったら、「その人達フランス人じゃなくて観光客なんだよ。近頃のフランス人はそんなことしないんだ」と教えてくれた。
日が暮れてくるにしたがって、海沿いの夜景がキラキラしてきた。
途中ひさなおさんのサンダルの片方が波にさらわれたと思いきや、浜にハマっていた事件あり、後半は男子女子に別れて話に花を咲かせ、片付けを終えたのは0時近く。
最後の最後まで笑いが絶えなかった。
みんなありがとう、最高の思い出です。
またいつかあの海でピクニックしようね。
kyoくん作、黄昏どきのピクニックの様子はこちら